お掃除ロボット[ルンバ]を”借りて”みた。けど結果、”買った”話。

掃除が苦手な私たち。

うちは夫婦共に掃除が苦手です。これは結婚前の同棲時代からそうです。

お互いバリバリ深夜に及ぶまで働いて、ほぼ毎日外食をして、家に帰ったらコンビニスイーツでも頬張って寝落ちするというのがルーティンでした。

しかし子供(現在0歳3ヶ月)がいる今は床のほこりが気になります。毎日掃除がしたいです。

圧倒的に掃除の回数自体は増えましたが毎日は正直面倒でできません。

“そんなこともできないなんて!”と驚く方もいらっしゃるでしょう。それに関しては何の反論もございません。できない私達夫婦の問題なのです。

掃除を自動化できないか?

そんな時に“お掃除ロボットというのを試してみるか”と思いました。

お掃除ロボットと言えば”ルンバ”しか思いつきませんでした。

「でも確かあれは高額だよなー。(実際5万円ほど)しかもうちはルンバが満足に走れるほど広くはない気がする。そもそもルンバの清掃力が疑わしい。」

などと”買わない理由”がまずはたくさん浮かびました。

でも試してみたい。

そこで「レンタルできないのかな?」と思ったのです。

ルンバはレンタルできる!

まずは「ルンバ レンタル」で検索してみました。

すると下記のような結果が。

たくさんありました。というか本家のirobotもレンタルサービスをしていたのです。

Rentioということろで借りてみた。

結構わたしは比較検討がザルです。

1円でも安いところはどこだろう?」と探すことは一切ありません。

そんな私は「ルンバがレンタルできればばどこでもいい」という思いから検索結果の一番上をクリックするのでした…。

こんなことで本当に良いのかと思いつつではありましたが実際に飛んだWEBサイトがしっかりしているように見えたので安心はできました。(私がIT系の生業をしているということもポイントだったかもしれません)

実はルンバと言ってもたくさん種類がありました。当然何がどう違うのかわかりません。

私が借りたのは“iRobot ロボット掃除機 ルンバe5”でした。

なぜそれにしようかと思ったかというと“割と高かった”からです。

ザルな私は“安かろう悪かろう”を結構信じています。

それなりに高いものであればやや最新だろうし機能も足りないということはないだろうと考えました。

実際ルンバe5は最も安価なルンバよりも吸引力が5倍。最も高いルンバよりも周辺把握能力が低い。という差がありました。

1日500円でレンタルできる。

約7,000円で2週間借りれるようでした。

「1日500円でお手伝いさんが掃除機をかけに来てくれる。」

そう思ったら私にはそれが高くは思えませんでした。

正直「借りる」というのは若干面倒でした。

返すまでなんとなく気が抜けないし、箱を取っておかなきゃいけないし、返す手順を確認するの面倒だし、おそらく宅急便の集荷を呼ぶかコンビニにいかなければいけないし、億劫にも一瞬なりました。

しかし隣で眠る娘を見て、その周辺のホコリを目視した時に、レンタルを決めました。(自分で掃除機をその時かけた訳ですが)

掃除機って時間がかかる。

割と掃除機をかける時、私は前後にガシャガシャやるタイプでした。

しかし何かのテレビで

掃除機はゆっくりと進めないと十分にホコリを吸えない。ガシャガシャやってしまうとホコリが宙に浮いてしまって吸えない

というのを見ました。

それには「なるほど」と思ったのですが、だからこそ余計に掃除機は億劫になりました。

ゆっくりのスピードで部屋全体に掃除機をかけるとすると30分程度はかかります。

加えて日々続く抱っこからやってくる腰痛も30分の中腰をより長い時間に感じさせるのでした。

その精神的、肉体的ストレスの軽減と具体的な30分という時間の節約は私たちには大きな事案でした。

ルンバが届いた。

ちゃんと(?)ルンバがRentioから届きました。決済もamazon payで出来たので大分楽でした。

ダンボールも中身もiRobotの純正でした。

以前にベビースケールを他社で借りて、「何度もレンタルされているんだろうなぁ」と思わせる箱と中身には大変げんなりしました。

それと比べると今回は「買っちゃったんだっけ?」と思うほど何もかもが新品でした。

商品自体に透明なシールも貼られていて「剥がして大丈夫?」という心配もしました。(剥がしましたけど)

動かす前の不安。

我が家は1LDK(約50平米)です。

決して広くはなく、そこに家具やらマットやら敷かれておりますので、

ちゃんと走れるのだろうか…。

とまず心配になりました。

2cm以上の段差は登らないというのを何かで読んだのですが、ラグマットのような”なだらかな2cm”もそこに入るのかわかりませんでした。

また、配線が結構ある我が家には「それらが絡まるのでは?」という心配も、商品が到着してからしました。

動かしてみた。

まずはセッティングをするのですがこれがアプリでとても簡単です。

実際にルンバのスタート/ストップもスマホで行います。今っぽいですね。

実際にスタートさせて動き出しました。

まず「ちゃんと動いてよかった」だったのですが、

次に思ったのは「結構ガツンと障害物にぶつかるな」でした。

クッション性があるのでルンバや家具に傷はつきませんが衝撃はなかなかあります。

軽い家具(ゴミ箱)などはルンバがどこに連れていってしまいます…。

「ルンバが走りやすくするために部屋をきれいにするかもしれないな」というポジティブでもネガティブでもない気持ちになりました。

すごい隅々まで掃除してくれる。

初めて見たからということもあって、自動なのにじーっとルンバの掃除を見てしまいました。

しかしそれで思ったのですが本当に隅々まで掃除してくれます。

一度通過したエリアもあらゆる方向から何度もそこを通過することで取り残しが無いようにしているようです。

スタートしてから約30分程度稼働をして、最後に自分で充電する場所に戻るルンバを見た時は「新しい時代だ」と大変感動しました。

床のさわり心地が◎

ルンバの中に吸い込まれたゴミが蓄積するのですが、もうすごい取れてました。

ちゃんと自分で掃除した時程度取れてるなという印象です。

感動したのは裸足でフローリングに触れた感触が”掃除機かけたて”の時のものになっていたのです。

これは本当に「お手伝いさんが掃除機をかけてくれた」に匹敵するものでした。

家全体にやってみる。

一旦リビングのみやってみたのですが、1LDKの我が家なので、キッチンや玄関、トイレ、洗面所も扉さえあけておけばルンバは勝手に走っていってくれるのです。

今回は家全体にやってみました。

すると自分の見えない範囲をどんどんルンバがキレイにしてくれました。

コードがまとまっているところも、一瞬からまったように見えましたが自分でコードをほどいていました。なんとこれは特許技術なんだそうです。

ルンバが通れないほそい場所や高い場所以外は本当に自分は何もせずに家中きれいになってしまいました。

ちなみに段差のセンサーがあるのでルンバ自身が壊れてしまいそうなほど高低差のある場所はセンサーが反応してちゃんと避けてくれます。

嬉しい副次効果として、その音と動きで娘が泣き止みました。以外とでかい効果です。

Rentioでそのまま買い取れる。

大変満足しました。もはやルンバのない生活は考えられません。

今より広い家に引っ越そうとしていることもその後押しとなりました。

このままルンバを”借り”続けてもよかったのですが、購入すると約5万円です。

一日500円なので、およそ100日(3ヶ月ぐらい)で元が取れます。

3ヶ月未満で「ルンバはもういらない」とはならなそうだったので購入を考えました。

しかし、面倒くさがりの私は「一度返して、また買うのめんどくさいな」と思ってしまいました。

ところがRentioではそのまま買取ができたのです。便利ですね〜。

amazon payで再度払って無事購入となりました。フローも単純明快。製品も新品。言うことありません。

ただ、買ってから(普通は買う前ですが…)ちょっと気になったのが「本家で買った方が安かったのかな?」ということです。

そこだけはしっかり計算してみたのですが、本家と比べて100円ほど高かったです。

すごく注文しやすかったですし煩わしさが一切なかったので個人的には満足しています。

育児で手の足りないご家庭には是非つかってみていただきたいです。